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  2. 製造日記 2020年5月7日

ロボットハンド

今回は、ロボットハンドの製作事例について書きます。

これまで人間が行っていた試験をロボットに置き換える計画があり、

その手先の部分を製作することになりました。仕様としては、

導電性を確保することと、人間の指先の様に柔らかくする必要があります。

導電性とは、電気を通す性質であり、金属の中でも種類によって差があります。

今回は真鍮材を選びました。鉄やステンレスよりも導電性があるようです。

また、仕様にもあるように指先を柔らかくする必要があるので、

ゴムの使用を検討しました。しかしながら、ゴムは電気を通しにくいので

どうしたものかと悩んでいましたが、導電性ゴムというものがありました。

導電性ゴムとは、フィラーという導電物質をゴムに混ぜることで

導電性を得たゴム材です。今回の案件にぴったりですね。

また、ゴムには硬度があり、20度、40度、60度をそれぞれ比較し、ちょうど良いものを選択しました。

各部品を機械加工をして、組立はネジのみで行い、指先に導電性ゴムをかぶせて、

写真の様に、ロボットハンドができあがりました。